モノ思フ種

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活字中毒#89:鈴木さんを中心に。

【男の子、女の子/鈴木 清剛】

やばい・・・何となく集め出したのですが、文調と描写とかに
はまりつつある鈴木氏の小説。それほどベストセラー作家では
ないので文庫本になっていない作品が多く、単行本で探しています。

この小説のキャラクターは別の「消滅飛行機雲」って短編集にも
出てきます。

美大を目指すちょっと変わった男の子と女の子。2人の生活に
突然飛び込んできた女性。そして一匹の黒猫。

口語調の会話が積み重ねられた結果に辿り着くラストは・・・
正直、まったく予想していないものでした。

【デザイン・ストーリーズ/ティモシー サマラ】



理論をベースにいかに、ロジックをデザインに昇華していくのか、
そんな事例がつまった本です。アートの作品集っていうよりは、デザインが
生まれた背景を知る物語りって感じです。翻訳があんまり上手じゃないのが
残念ですが・・・僕らのような仕事している人には良い参考書だと思います。

【スピログラフ/鈴木 清剛】



鈴木氏の文章とか、作品の作り方って村上春樹氏からの影響を感じることが
多くあるのですが・・・この作品は「ノルウェイの森」から
着地点を吹き飛ばしてしまったような印象を読後に受けます。

お互いに彼氏と彼女がいる男の子2人と女の子1人の3人組。
主人公の目線で、少し不思議なヒロイン?を見るように物語りは
進み・・・突然終わります。エピソードのディテールなど、かなり
好き嫌いがわかれそうな作品ですね。

【夢で会いましょう/糸井重里×村上春樹】



カタカナの外来語について、糸井重里氏と村上春樹氏が、1〜3頁の
超短編を書き重ねていく企画本。80年代の結構古い本ですが、エッセイ的なもの
星新一氏を彷彿とさせるモノまで多種多様に詰まっています。
100円コーナーで入手した本ですが、掘り出し物だったと思います。

【なぜ売れないのか、なぜ売れるのか/鈴木 敏文】

セブンイレブン会長、イトーヨーカ堂会長鈴木敏文氏の対談集。10年くらいのスパンでやってるから内容が古いですが・・・面白いもので「景気が悪い」ってキーワードはこの本が出た2005年より10年前・・90年代の頭からあんまり変わってないんですよね。。。ダイソーの社長さんとの話はおもしろかったですが、後はちょっと「内輪褒め」的な内容が多くてイマイチでした。

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えびす屋昼夜食堂







先日、久しぶりに黒崎で食事をし、酒を吞み、締めに行ったのが
「えびす屋昼夜食堂」

北九州でも知る人ぞ知る、っていうか黒崎で吞む人なら
きっとみんな知っているお店。八幡以外の人にはマイナーかも
しれませんが・・

僕も数年ぶりに行ったのですが、夜遅いのに満席で外にも
行列。

60年前から24時間営業で、ラーメンからステーキまでほとんどの
料理があるエネルギッシュな店。それこそ新日鉄が元気だった頃は
このお店が働く人たちのエネルギー源だったんだと思います。

小倉に住むと足が遠のいてしまうけど、アメリカから戻ってきて
まだ今みたいな道が見えていない頃からの友達がいる黒崎は、
ちょっとした故郷です(笑)
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映画「The War Loads /投名状」

仕事の合間をぬって、明後日までしかやってない映画みてきました。

ジェットリー、アンディ・ラウ、金城武っていう豪華なキャストで中国「清」の時代を描いた歴史作品。監督は「ウィンター・ソング(同じく金城武主演)」とか撮ったピーター・チャン。

同じアジア豪華キャストで歴史物ってことで、レッドクリフとかぶる点もありますが(だからアジアでは2005年公開なのに今迄日本に来てないんですよね〜)、両方を観た感想からいえば個人的にはこっちの映画のほうが良かったと思います。

レッドクリフがエンターテイメント性+トニーレオン格好良すぎ!な流れなのに対して、こちらはキャラクターの心理描写とかが丁寧で、もっと大人の映画でした。



公式サイトはこちら

たぶんDVD以外にはもう観る手段がないかもしれませんが、お店で見つけた時には手に取ってみてはどうでしょう?
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MJ#37:PR戦略を知るとニュースが信じられなくなる

新聞の端っこ記事で「北九州市でも新型インフルエンザ患者確認」って
記事が・・・要するに博多で専門学校いってる子が体調悪いから実家の
八幡に戻って発症したそうで・・・

仕事で博多に出た時に思うけど、ホント「普通」ですよね。
一時期テレビで厳戒態勢!!て感じで報道されていたアレはいったい
何だったのでしょうか?

昨年末くらいから「広告」ではなく「広報」を使った販促手法についての
記事や本を読んでから、世の中のニュースがますます信じられなく
なってきています。



例えば「朝カレーがブーム!」とかってやってましたけど・・・
いやいや、営業の人は朝から元気にカレー食べられないでしょ(笑)
いっそニオイがまったくしないカレーとかならまだしも、
イチローの話やカレーに使われる香辛料の健康効果など・・・
なんか、無理矢理に「カレーブーム」を起こそうとする
業界の意図を感じます。

新作ドラマや映画が決まると、局をあげての自社番組を宣伝する
ための放送になってしまう最近のテレビ・・・テレビCMの価値を
下げているのは誰でもない「テレビ局」と「広告代理店」では
ないでしょうか?
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デザイン雑誌でなぜか大きく「門司港」

ほぼ毎月、買っているデザインノートっていう雑誌。
この今月号で「タイポグラフィ」の話から・・・
アーティスト4人で対談してて、なぜかいきなり
「門司港にフィールドワークいきましょう!」みたいな
会話の流れになるのです・・・

それを言い出したのは塚田哲也さんって人なんですが、
経歴とか見たけど、別に北九州に縁がありそうな方では
ないんですよね。

http://dainippon.type.org/

門司=文字、とかの単純な発想なのか、それとも
黒田さんを起点に実は今、東京のアートシーンでは
門司港が熱いとか(笑)

ちょっと謎です。誰かなにか知らないですかねぇ・・・
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とある方との出会い

零の撮影で出会った福岡の写真家さんがもってきたCD、PRIMUS。
日本では無名ですが、アメリカだとラジオでもよくかかってるし、ベースで
コピーする(挑戦する?)人はレッチリよりも多いかも。



このCDをもってる時点で、趣味が合いそうだと思い・・・もっと
変態的なバンドのCDをお返ししました。

Mudvayne - Dig



この人たちもテクニックありつつ、よりアート・・・っていうか壊れてます。
だいたい尊敬するアーティストが「ピカソ」ですから(笑)

そして、上記2曲に反応した方はきっとこれも好きだと思います。

Rammstein ''Du Hast''

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MJ#36:ソフトバンク地域限定CM





これってやっぱり九州限定のCMなんですね。さすがソフトバンク、地域限定の
CMに松田聖子さんまで使うなんて・・・

でも地上デジタル放送とかになってくると、いまのネットみたいに、
特定の地域には特定のCMが流れたり・・・もっというと、ゴルフに興味ある人、
車に興味ある人、お菓子に興味ある人・・・って感じで広告も「狙って」
くるのかもしれません。

でも、情報って自分の好きなものしか受信しないのはまずいと思うんですよね。

アメリカでの新聞社破綻の連鎖が「広告に依存」「広告主に気を使った
記事ばかりになる」「読者が離れる」っていう負の連鎖があるように、
日本の新聞・・・もしかしたら電波媒体だって危険性をはらんでいるように
感じます。

と、難しいこと書きましたが単純にお父さん犬好きです(笑)
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こんな仕事もしてみました





随分前に施工もされていてたけど、見に行ってなかったお仕事。
当たり障りがないけど、新しさがあり、それでいて飽きがこない、
涼やかな風のようなデザイン・・・・難しかったけど楽しい仕事でした。
ありがとうございます。
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眞木準さん

「でっかいどお。北海道」「恋を何年、休んでますか。」などで知られたコピーライターの眞木準(まき・じゅん)さんが22日、急性心筋梗塞(こうそく)のため東京都内の病院で死去した。60歳だった。葬儀は近親者で行った。後日、お別れの会を開く。連絡先は東京都港区西麻布1の5の13の眞木準企画室(03・3408・4511)。

 愛知県知多市出身。71年慶応大学卒業後、博報堂に入社し、ソニーや全日空、キヤノン、サントリーなどの広告制作を担当。83年に独立した。「女は、ナヤンデルタール。」や「イマ人を刺激する。」といった言葉遊びを取り入れたコピーが高く評価された。

 88年創刊の雑誌「AERA」の誌名を発案した。98年から朝日広告賞審査委員を務めた。TCCクラブ賞やADC最高賞、朝日広告賞など受賞。著書に「コピーライター」「一語一絵」「ひとつ上のプレゼン。」「胸からジャック。」などがある。


今朝の新聞の社会面を見て、思わず驚きの声をあげてしまいました。

彼が書くコピーとかも好きでしたし、何より彼は後輩のコピーライターにとってためになる本を何冊も書かれていた方で・・・まだ60歳という若さなんですよね・・・

ご冥福をお祈りします。
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活字中毒#88:いまだ小説熱が覚めやらず

【ラジオデイズ/鈴木 清剛】



鈴木氏デビュー作。突然、疎遠だった小学校時代の友人が狭いアパートに
転がり込んできて・・・という短編小説。ホント、あきれるくらい何も
ドラマがなく風景描写と心理描写が続くのですが、なぜか読後には
不思議な感覚が胸に残ります。

【ロックンロールミシン/鈴木 清剛】

映画化もされ、鈴木清剛の名前を有名にした一冊。
彼の一連の作品の中では、珍しく(?)起承転結のはっきりした
ストーリーがあり・・・実際、あとがきにも映画監督の言い訳が
あったように小説のほうが面白い作品です。

ブックオフの105円コーナーにきっと1冊はありますので
気になる方はどうぞ。

【野球の国/奥田英朗】

奥田氏のエッセイ。野球を見にいくことを目的とした男一人旅の紀行文。
別に可もなく不可もなく(苦笑)彼はこの手の「旅エッセイ」が多いのですが、
こーいう日記みたいなもの書いて、そこに経費が出て、さらには
本が売れて印税まで入ってくると思うと・・・なんかむかつきます(笑)

【ガール/奥田英朗】

働く女性を題材にした短編集。話自体は別に・・・と思いますが、エッセイなどで
著者の奥田氏がオッサンであることを知っているので、違和感なく女性目線の
視点や、あとファッションとか着こなしに関する記述が・・結婚もしてない彼は
実はゲイなのかな・・・と思いましたね。

【佐藤可士和×トップランナー31人】



佐藤可士和が今話題の人物31人にインタビューを行う雑誌の企画を
再編集した一冊。悪い本ではないけど、なんか著名人同士のこんな
対談って「お世辞の言い合い」っぽい内容になってしまう感じも・・・(苦笑)

【稼ぐデザイン力/大口二郎】



会社にとって「デザイン」を武器にすることが大事な時代が来ている!と
発信するビジネス書。ただ、デザインといってもかなりプロダクトデザイン寄りです。
でも、内容が質疑応答パターンで進むので「デザインは難しい」と考えている
年上の男性経営者さんの入門書としてはいい本だと思います。ただ、嫌な思い出が
なにかあったのか・・・彼は「中国」があまり好きではないようですね〜

【陰日向に咲く/劇団ひとり】

映画を見た後のレビューで「原作のほうが良い!」って意見が多かったので
読んでみました。短編集ですが、断片的に内容がリンクしつつ、
それぞれのキャラクターが生き生きと描かれている小説のほうが映画より
随分良い作品だったと思います。
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