モノ思フ種

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活字中毒:小林聡美×山亮



ブックセレクション。

【ハードワーク・グッドライフ/山亮】

山亮が自社の運営や今後についての悩みを抱えつつ「働くとは?」をテーマに、6人の挑戦者と対談する様をおさめた本。1つ1つの対談が短いですが、スマイルズの遠山氏・カヤックの柳澤氏の話は特に両者がもともと好きだったこともあり興味深かったです。意外なところでは病気の子に対応する幼稚園を運営する駒崎氏、とにかく面白いプロジェクトを次々に仕掛けている古田氏の話は彼らの存在をはじめて知ったこともあり新しい収穫でした。

【散歩/小林聡美】

こちらも対談ですが、もっと肩の荷が軽い感じ(笑)小林聡美さんが井上陽水さん、もたいまさこさん、柳家小三治さん、飯島奈美さんらと交わしたゆる〜い散歩中の会話がおさめられています。ファンの方にはお薦めの一冊です。

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活字中毒:カスタマイズ×センス



ブックセレクション。

【カスタマイズ/アンソニー・フリン】

アメリカで完全カスタマイズ型のエナジーバーの販売で成功した著者。いまアメリカで起きつつある、メイドインアメリカ回帰の原動力となっているコンピューターの力を借りた「特注品市場」のことが様々な事例とともに紹介されています、大量生産から、低コストの「特注量産」時代へ、が今後日本にも来る可能性も含めて先取りで読んでおきたい一冊です。

【センスの磨き方/トミタジュン】

建築家/プロダクト・グラフィックデザイナーのトミタジュン氏のエッセイなのか、、啓発書なのか?(苦笑)水野学さんの本が彼のこれをパクッてる的な発言をみつけたので、読んでみました。たしかに彼すごい人で、きっと卓越したデザイナーなんだと思いますが、センスの良い悪いって話の中にけっこう「俺自慢」が入るので、そこがかんに障る人には面白くない本かと思います。でも言ってることや視点や心がけの持ち方みたいなのは参考になることは多い本でした。

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活字中毒:ハウスワイフ×アイデアの交差点



ブックセレクション。

【ハウスワイフ2.0/エミリー マッチャー】

高学歴、社会での活躍の経験もありつつ、今は家で家族のために素敵な奥様という仕事をするアメリカの女性たちを追いかけたレポート的な一冊。たしかに、家事を楽しみ、自分で食べ物をつくり、ホームスクーリングで子供を育てる、、というのはどちらかといえば「古臭い」と思われていたようなバブル期のアメリカを抜けて、逆にいまはそういう生活をする女性が「かっこいい」と思われている、、、そんな風潮は日本にも若干共通するような気もします。当初タイトル先行で読み始めた本ですが、ただそういう風潮を賞賛するのではなく、そこには「結局女性の社会進出が難しいアメリカという国」の閉塞感が綴られていますし、ブログというツールがあるからこそ、この風潮が拡散している一方で、でもそれは「本当に憧れの生活なのか?」と分析もされていて興味深いです。オーガニック志向で料理上手で家事が得意なママ達を褒め称えるだけでない内容に、一読の価値はあると思います。

【アイデアは交差点から生まれる/フランス・ヨハンソン】

いくつかの異なる分野がある個人の脳内で交差点のように出会い、これまでにない斬新なアイデアが生まれる・・・・著者はそれをルネッサンス期のメディチ家が様々な才能を集め支援したことで、文化が花開いたことにたとえ「メディチエフェクト」と名付けています。著者自身がアメリカでソフトウェア、医療品、ヘッジファンド、コンサルタントと他分野を有するグループ企業を築いたスウェーデン人という背景も相まって、ただ事例を集めた一冊にとどまらず「じゃああなたはどうすべきか?」という道筋までを記している点でも興味深い一冊でした。時に自分の中に芽生えた新しいアイデアとそれに基づく行動で人間関係まで変わってしまう点にも言及されていて、いろいろ考えさせられる本でした。
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活字中毒:書体入門×世界のベンチャー



ブックセレクション。

【本を読む人のための書体入門/正木 香子】

デザイナーの視点から「書体」について書かれた本はありますが、これは読書好きの文字おたくの著者が綴った、書体に関する新書です。デザイナーの人が読んで基本をおさらいするにも、デザインがうまくなりたい人がフォントの成り立ちを知る入門書として使うにも、いい本だと思いました。

【世界の伸びている中小・ベンチャー企業は何を考えているのか?/安西 洋之】

米国、イタリア、ドイツ、フランス、英国、日本の元気な中小・ベンチャー企業に「成熟化した市場でどう稼いでいますか?」という質問をぶつけて、一冊にまとめた本。ニッチビジネスの話としては面白いし、内容もいいんですが・・・あまりにニッチすぎる海外の企業を背景説明抜きでザクザクと書いているので、正直かなり読みにくい本でした。でも頑張って読むと、小さな企業だからこそできる徹底したローカライズ×オープンな組織運営が、これからの中小企業が進むべき道、というアドバイスと実例を知ることが出来ます。(めずらしく一度読むの断念しましたけど。)
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活字中毒:ヒット商品を生み出すインスピレーションの力学、共感という魔法



ブックセレクション。

【ヒット商品を生み出すインスピレーションの力学、共感という魔法/鈴木英夫】

オオクラ先輩からのお薦めの1冊。
東映、ディズニー、東方東和と映画業界を渡り歩き、パイレーツオブカリビアンや
ターミネーター2、モンスターズインクなど錚々たる映画の宣伝プロデューサーとして
日本や海外で活躍されている方の書く、仕事論の本です。
エッセイスタイルで短い話がたくさん詰まっている感じなので、とっても
読みやすいですが、アイデアを生み出すためのヒントが詰まった良書でした。
自分自身が海外に住み、日本でコミュニケーションの仕事をする中でモヤモヤしてた
考えなどをズバッと言語化されていて、気持ち良かったです(笑)
特に「共感」を生み出す時に、自分の中に少しの違和感のような冷静な部分をもつ、
というのは今後自分が仕事を考える上で指針になる言葉だと思いました。
映画業界とか、クリエイティブな仕事をしている人以上に、学生の方に読んで
もらいたいなぁ、と個人的には思う一冊でした。
ぜひ、機会があればこの方には直接お話を聞いてみたいです!
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活字中毒:



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【英国一家、日本を食べる/マイケル・ブース】

イギリス人のフードジャーナリストが家族で日本を巡って、日本の食を探求したルポ。結構、物語っぽい仕上がりですが、その内容もコーディネーターが優れているとはいえ、スマスマ現場やら服部幸應、辻芳樹といった人達との会食とハイレベルすぎ。福岡ではラーメンを食べてたりもしながら、東京、横浜、札幌、京都、大阪、広島、福岡、沖縄を縦断で食べ、イギリス人っぽい皮肉も織り交ぜつつ、食べまくる食エッセイ。面白かったです。

【料理の四面体/玉村豊男】

30年前くらいの本なんですが、料理の四面体モデルという考え方を軸に・・・別の本で度々引用を見かけた「干物 は太陽で焼くロースト料理」「ステーキはサラダである」などの仰天発想が飛び出す本。とにかく一つの料理を細分化していくので、最初はかなり屁理屈っぽいなぁ・・・と思いつつ読むのですが、最後になって料理を、素材を「空気」「水」「油」という3要素を「火」によって変化させる、四面体モデルに落とし込み、その一点が動くと料理の差異が生まれる、という結論にもってこられると、長い前置きに納得してしまいます。料理人の方からはいまだに賛否両論な本らしいですが、料理好きな方であれば読んで楽しい本と思います。
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【脳年齢25歳!? 佐藤可士和の頭が冴える食生活/佐藤可士和】

ユニクロ、楽天、HONDA、日清、セブンイレブンなど名だたる企業を手がける佐藤氏。賛否両論ありますが、彼を通じてアートディレクターって仕事を知ったこともあり、やはり本が出ると買ってしまいます。自宅キッチンの公開からはじまり・・・食がテーマのこの本は、彼を好きな人だけ、どうぞって内容です(笑)アートとかデザインとかは、あんまり関係なく、タイアップと自慢が満載なんで、彼が駄目な人にはまったく勧められません。

【WHYから始めよ!/サイモン・シネック】

TEDでみた彼の話がとても興味深かったので、2012年に出版されたこちらも読んでみました。アップル、スタバ、サウスウエストなどを引き合いに、企業文化を育てるインスパイア型リーダーが、何を実践しているのかを「WHY、WHAT、HOW」という視点から解説しています。「何のために、何を、どのように売るのか?」という、言ってしまえば単純な理屈なんですけど、世の中の「熱狂し愛される商品やサービス」の核心をついている論理だと思います。おすすめです。
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【じぶんリセット/小山薫堂】

14歳の世渡り術、って副題にあるように、中学生くらいを対象に書かれていますが、もともと彼の本はわかりやすいので、内容的に別に、学生向けでもありませんでした。「くまモン」をはじめ、本当に多くのひらめきを事業にされている方なので、その発想のヒントとか、人生を楽しむ哲学みたいな内容の本です。基本、これまでに書かれている本と同じようなエピソードがほとんどなので、好きな方にだけおすすめしたい一冊です。

【誰も教えてくれなかった本当のポップ・ミュージック論/市川哲史】

音楽評論家、市川哲史が女子大の授業として行った「ポップミュージック論」をまとめた一冊。昔、よくヴィジュアル系の雑誌とかで名前を見ていた人なんで、やっぱりロックとかビジュアル系の話は面白く、そっちが目当てで買ったんですが、意外に彼の「アイドル」「ジャニーズ」「KPOP」がなぜ売れたのか?って考察なんかも面白かったです。こんな授業だったらぜひ受けてみたい、と思う本でした。
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【リーダーシップをデザインする/ジョン・マエダ】

デザイナーであり、サイエンティストであり、アーティスト。クリエイターであり、芸術大学の学長。アメリカ人であり、日本人(日系人)という色々な顔をもつ、ジョン・マエダ氏。彼の「シンプリシティの法則」はデザイン書としてもビジネス書としても名著だと思います。そんな彼の最新著作は、彼が大学の学長を引き受け、リーダーシップをとる立場となった中で、アーティストの目線でのリーダーシップについて、半ば日記的に綴ったのがこの本。薄い本ですが、彼ならではの多彩な視点から生まれた言葉に含蓄が深い、良い本でした。

【芸術ウソつかない/横尾忠則】

1998〜2000年にかけて行われた、横尾忠則の対談を集めた一冊。相手が井上陽水、ビートたけし、河合隼雄、引田天功、唐十郎、三宅一生、瀬戸内寂聴と豪華。時代的に少し古い話もありますが、デザイナーからアーティストとなった彼が「表現とは?」という話題について異分野のゲストと異種格闘をくりひろげる面白い本でした。
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【なぜローカル経済から日本は甦るのか/冨山和彦】

グローバルとローカルの経済圏の仕組みを「別物」と考える重要性を説いた新書。著者自身が地元密着の交通事業と、世界的なメーカーの両方でコンサルタントとして働いている経験もあり、過去の産業構造のように世界で戦うトップ企業とその下請けによるGDP増加、みたいな構図がもはや成り立たないことを指摘しています。グローバル化することだけや、その反動でローカル化することだけを語る経済書が多い中で、この二つを分けることで地域再生の可能性なんかも示唆している意味では、良書でした。

【テキヤはどこからやってくるのか/厚 香苗】

露天商(露店商)、別名テキヤ(香具師)が歴史的にどのような存在なのか、どんな伝統をもち、なぜヤクザ的な裏社会に匂いがするのか、などを綴った本。わりと現在の話よりも、歴史的な部分が多く・・・口伝ベースのため資料などが限られている中、しかも男社会の話を女性の著者が調べて本にまとめている、という点でも興味深い本でした。これ読むと、お祭りをいった時などに、露天商(この表記も揺れがあるそうで)の人達をみる目が変わりそうです。
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